1月から流行したインフルエンザは2月がピークとなりました。
7割がA型で2月の後半からB型が増えてきました。
年末まではA香港型が多かったのですが、今年に入りA型の80%は新型といわれています。
熱などの症状も比較的軽く、成人のかたが多くみられたのが特徴です。
昨年のシーズンにみられた重症肺炎は幸いなことに当院ではみられていません。
しかし決して油断せずに、インフルエンザと診断されたら自宅で安静に過ごしてください。
また夜間に熱が出てインフルエンザに子どもさんが罹っているかもしれないと心配になることもあるかと思います。
そういった場合でもけいれんをおこした、意識がおかしい、呼吸が苦しそうだなどの症状がないようでしたら、一刻一秒を争う病気ではありませんから、翌朝まで待っても大丈夫です。
治療は体内でのインフルエンザの増殖を抑えるお薬で、飲み薬ではタミフル、吸入薬ではリレンザ、イナビルを用います。
インフルエンザは登校登園停止扱いになります。
解熱後2日経過するまでお休みです。
登校許可書が必要な場合は2日間熱がないのを確認してから来院ください。 |