玄関先のケヤキの木も落ち葉が目立つようになりました。庭先には菊の花が咲き朝晩冷え込むようになりました。
この朝晩の寒暖差で喘息発作を起こされる方が増えてきました。
軽い咳が出始めたら早めに受診してくださいね。気管支喘息の発作は夜間に多いものです。
このときに発作どめの薬や、吸入薬があれば発作を抑えることができます。
お薬を切らさないようにしてくださいね。  

そろそろ小児科の外来は混雑する季節になりました。
10月12日よりインフルエンザの予防接種も始まります。
診療の進行が紹介患者さんや処置などで遅れる場合もありご迷惑をおかけすることもありますが、診察予約番号の早い方は、来院時間が遅れると診察の順番が乱れてしまいます。
また遅い順番の方がお待ちだとこちらから気を利かして早めに診察することにもなり、いずれにしても順番が乱れます。
特に具合の悪い方は電話してから直接来院ください。
それ以外の方は順番近くになったら来院ください。
間に合わないときは電話で一報ください。御協力お願いします。



 
@ 上着・コートなどはとっておいてください。
 
A 赤ちゃんのおまたのホックは外しておいてください。
 
B 体重が判らないときは待っている間に体重を量っておいてください。
赤ちゃんは看護師が量りますから声をかけてください。
 
C お薬はかならず確認してください。
 
D お口の中にお菓子がいっぱいで診察できない事もあります。待合ではお菓子などの食事はしないでください。
 
E 特別な理由がない場合は順番が後の方がはやくから待っておられるのはご遠慮ください。
 




マイコプラズマ肺炎・気管支炎
8月下旬より伊勢崎市の一部地域で流行しています。

細菌とウイルスの中間的な微生物であるマイコプラズマによる感染症です。幼児から学童が多く罹ります。
発熱、頑固な咳がみられますが、なかには微熱が続くなどの症状や、長く続く咳などで、気づかれることもあります。
気管支炎や肺炎を起こしやすい感染症です。
マクロライド系の抗生剤が有効ですが、この薬は苦みがあり、内服を嫌がるお子さんもいらっしゃいます。
困った時は遠慮なくご相談下さい。
また解熱したあともしばらく頑固な咳がつづきますが、1週間から10日で軽快していきます。
熱が下がらない、脱水など全身状態が悪くなった時は入院が必要なことがありますが、多くは自宅で安静にしていれば軽快していきます。



RSウイルス感染症
RSウイルスによる細気管支炎が流行し始めました。
特に6カ月未満の赤ちゃんは重症になりやすい傾向にあります。10月に入り入院になる赤ちゃんが増えてきました。
はじめは咳鼻水などの風邪症状で始まりますが、次第にせき込みが強くなり、ゼーゼーと苦しそうな呼吸になるのが特徴です。咳や呼吸が苦しそうなときははやめに受診してくださいね。





インフルエンザワクチンのため土曜の午後は原則的には予防接種外来とさせていただきます。
急患のみ受け付けます。できる限り午前中の受診をお勧めします。


小学生までは2〜4週間あけて2回接種
   
中学生以上、大人の方は1回接種
   
受験生は2回接種

卵アレルギーのある方はご相談ください。
ワクチンは中学生以下の小児は携帯パソコンからの予約になります。高校生以上大人の方は窓口で予約をお願いします。
今年から1回の摂取量が3歳未満は0.25ml、3歳以上は0.5mlと変更になりました。そのため接種料金も変更になっております。
ご了承ください。
1歳未満のお子さんに関してはワクチンを接種しても抗体がつきにくいといわれています。
1歳以上の集団生活をしているお子さんにはお勧めします。





 
子宮頚がんワクチン(定期接種)

子宮頚がんを引き起こす発がん性のあるHPV(ヒトパピローマウイルス)は皮膚や粘膜に存在するありふれた
ウイルスです。その中で特にHPV16型と18型の2種類は子宮頚がんになりやすいといわれています。
この子宮頚がんワクチンを接種することで16型と18型の感染をほぼ100%防ぐことができます。
このワクチンはすでに海外では100ヵ国以上で接種されています。
子宮頚がんは最近20〜30歳代の女性に急増しています。


接種する時期

中学1年〜高校2年女子


平成22年度に高校1年生であった公費対象者で接種差し控えにより1回目の接種が出来なかった今年度高校2年生の接種を希望されている方に本年度6月10日より、接種が再開となっています。
期間が限られていますので早めに予約をして下さい。
またそういった方が周りにおられたら、お知らせしてください。

 

 
日本脳炎ワクチン(定期接種)

一昨年6月より、新しい製造方法により製造された乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンが使用できるようになりました。
特例接種者:積極的接種が差し控えられたために接種を受ける機会を逃してしまった方(平成7年6月〜平成19年4月1日生まれ)は4歳から20歳までの間に4回接種のうち受けてない分の回数を接種できるようになりました。4回目(2期)は1期 を終了した9歳以上での接種となります。


T期

3歳〜7歳半

U期およびT期を完了されていない方 

9歳〜13歳未満


 
MRワクチン(公費接種)

T期 満1歳〜2歳未満
U期 小学校就学前の1年間(年長)
V期 中学校1年生
W期 高校3年生

平成20年より5年間中学1年生と高校3年生を対象にMRワクチンを接種しています。


 
ヒブワクチン(公費接種)

細菌性髄膜炎などの重症の細菌感染を引き起こすインフルエンザ菌b型(ヒブ)を予防するワクチンです。


接種する時期

生後2カ月〜5歳未満


 
小児肺炎球菌ワクチン(公費接種)

ヒブと同様に細菌性髄膜炎、敗血症を伴う肺炎、中耳炎などを引き起こす肺炎球菌を予防する子供用のワクチンです。特に細菌性髄膜炎の原因菌は ヒブと肺炎球菌が大半を占めます。
その半数が0歳代でかかり、それ以降は年齢とともに少なくなりますが、5歳くらいまでが危険年齢です。
(5歳すぎての発症もあります。)


接種する時期 生後2カ月〜5歳未満

 
  ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチンの問診表は受付にあります。
お持ちでない方は申しつけて下さい。



 
Sunday Monday Tuseday Wednesday Thursday
Friday Saturday
25 26 27 28 29 30 1
2 3 4 5
6

7
8
9 10 11 12
13

大間々東中学校
講演会講師
14 16
16 17 18 19
20

采女小学校
講演会

21

22
23 24 25
26

学会

27
28 29
30 31 1 2 3 4 5
●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 ▲短大講義(午後)