気持ちの良い季節ですが、スギやヒノキの花粉症のシーズンが終わっても 症状が治まらない場合、イネ科の花粉症の疑いがあります。 イネ科の植物の主なものは、カモガヤ、オオアワゲリ、ギョウギシバなどです。 これらの多くは、グランドや校庭、土手やあぜ道、空き地に多く見られます。 イネ科の植物はスギと異なり飛散の範囲が狭いのが特徴です。 これらが自生している場所を避けることが大事になっていますが、 当院の周りは残念ながら多く見られています。
正式名称は伝染性紅斑、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。 両側のほっぺたが赤くなり、腕や太ももにもレース状や網目状の赤い発疹がみられます。 顔がリンゴのように赤くなるのでリンゴ病と呼ばれています。 発疹は数日から数週間で消えますが、温度(熱いお風呂に入ったり、 運動で体が熱くなったりすると)また日光の刺激で再び出現することがあります。 子どもは熱が出ないことが多く、出たとしても微熱程度です。 大人がかかると強い関節痛や頭痛などを訴えたり、ときに高熱を伴うこともあります。 ほほに発疹がでる7〜10日前に、咳、鼻水、微熱などのかぜ症状がみられることがあります。 この時期にはウイルスの排泄量が多く、他の人への感染の危険性がありますが、 発疹が現われた時は、ウイルスの排泄も少なく、感染力はほとんどなくなっているので、 登校・登園はかまいません。また特別な治療法はありません。 潜伏期は4〜20日。まれに溶血性貧血、血小板減少性紫斑病、関節炎を起こすことがあります。 妊娠前半期にかかると2〜6%に流産や胎児水腫を起こす危険性が報告されているので、 リンゴ病流行時にかぜ症状がある場合は、妊婦さんとの接触は控えるようにしましょう。
子どものお薬は食後ではありません。 食後はお腹いっぱいで飲めなかったり、食べ物と一緒に吐いてしまうことがあります。 大人の場合、胃が荒れてしまうので食後となっていますが、 子どもの場合食事にとらわれずに飲ませてください。 赤ちゃんの場合授乳前に飲ませてあげましょう。 幼稚園や保育園に登園している子供さんなら、お迎えが4時くらいでしたら お昼のお薬はお迎えの後でも構いません。 夕のお薬をすこしずらして4時間以上あければ大丈夫です。 よく、お薬を飲めないのです、苦手ですなどと相談されます。 アイスクリームなどのおいしいお菓子と違ってお薬にはどうしても苦みの強いものや、 ザラザラ感があったりで、一度嫌な思いをすると薬嫌いになってしまうことがままあります。 薬の苦みや味が原因で飲めない場合、飲食物に混ぜて服薬させる場合には、 最初の一口は薬が混ざっていない物を、次に薬が混ざったものを与え、 子供さんが変だなって思う間に間髪入れず薬の入っていない飲食物を 与えるようにするのも一工夫だそうです。(小児科臨床より引用) ミルクに混ぜたり、主食に混ぜたりすると食事がとれなくなってしまうことがあるので 止めましょうね。
先日の母の日に子供たちから思わぬプレゼント。感激です。 子育て中は余裕がなくて充分に関わって褒めてあげたり、認めてあげたりしただろうか? いい親であっただろうかと反省してばかりいますが、 そんな母親に感謝の言葉がそえられていて、感動です。 ああすればよかった、こうすればよかったといったことたくさんあって、 その経験を育児はつらいし決して楽しいばかりではない。感謝の言葉はもらえない。 でも子どもっていてくれるだけで十分なんですよね。 そんな気持ちを小児科医として伝えられればと思っています。
Sunday | Monday | Tuseday | Wednesday | Thursday | Friday | Saturday |
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26 △ |
27 | 28 |
29 △祝日 |
30 |
1 夜● |
2 |
午後△ | ||||||
3 △祝日 |
4 △祝日 |
5 △祝日 夜● |
6 △祝日 |
7 | 8 | 9 |
午後△ | ||||||
10 △ |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
午後△ 保育園健診 |
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17 △ 学会東京 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
午後△ 保育園健診 |
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24 △ |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
午後△ 昼○ |
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31 △ 学会前橋 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
午後△ |
●医師会病院 夜間当番 ○境保健センター1才6ヶ月検診 △休診